武蔵野の森公園の中には不思議な構造物があります。分厚いコンクリートでドーム状に作られた建造物は掩体壕(えんたいごう)という軍事施設でした。
太平洋戦争の時、B29などの空襲から戦闘機を守るために作られた防空壕のような物で、「飛燕」(ひえん)という戦闘機が格納されていました。コンクリート製の掩体壕は約30基作られたようですが、現存する物は武蔵野の森公園の2基と府中の2基のみで史跡として保存されています。
武蔵野の森公園にある掩体壕は、大沢1号大沢2号と呼ばれ、1号の脇には大きな模型で掩体壕に格納された「飛燕」の様子が展示されていて、当時の様子を知る事が出来ます。
三鷹市大沢6丁目 武蔵野の森公園内
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