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井の頭公園の池の頭には今でも湧水があり、枡形の井戸からきれいな水が湧き出していますが、残念ながら人工的に流しているものです。50年くらい前には自然の湧水がこんこんと湧き出て飲むことが出来ました。夏の暑いときに手にすくって飲んだ水は透明で冷たくて、元気が出たものです。
ここは正式名を井の頭恩賜公園といい、大正6年に日本で最初の郊外公園として開園しました。神田上水の水源地であり、弁財天周辺には多数の文化財があります。見所や休憩場所も多く、池の周囲にはソメイヨシノを中心とした古木が多くあり、池に咲きそろう見事さは都内でも有数のお花見スポットになっています。(撮影・文 三村)
- 住所
- 三鷹市井の頭4-1
- URL
- http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/inokashira/index.html
写真

七井橋から満開の桜を見たところ、水面から桜を見ようと沢山のボートがこぎ出しています。

逆光で光る桜とボート、風もなくのんびりと池を進んでいます。

七井橋から鯉と水鳥を眺めて興味津々の人々、橋が沈没しそうに見えます。

色々とりどりの足こぎボート、親子連れで共同作業をしています。

池の北岸にあるステージからボート場を遠望、ここは休憩場所として大いに利用されています。

ボート場前の広場から弁財天を遠望、ここも休憩場所または売店で買ったものを食べる場所として人が集まります。

弁財天そばのベンチで語り合うカップル、目の前の風景はなかなか良いところです。

池を進むスワンのボート、やっとこちらを向いてくれました。

強い日の光を避けて木陰に移動してきたボート、昔はこういう手こぎボートばかりでした。

池のベンチで食事をしながら語り合う二人、目にしみいる緑の中で会話が弾みます。

秋の井の頭池、分園の水生物園にそびえる樹木は秋も深まって大分紅葉してきました。

弁天橋から弁財天を望んだところ、秋の夕日が良い雰囲気です。

弁天橋と後方は弁財天、弁天橋は両方向の景色が良いせいか散策する人が多いです。

弁天橋から見える狛江橋、一時停まった噴水も復活しました。

ボート場前の広場、手前のパンダは当然ながら作り物です。

弁財天付近の茶店、御殿山から下りてきたところにあります。

お茶の水の湧き水、ここが神田上水の源流です。


湧き水の横には、お茶の水のいわれが書かれている案内板があります。

野口雨情の石碑、刻まれた文字が読みにくいため横に木の説明板があります。

野口雨情の石碑に書かれている文字を書き写した説明板です。